派遣とパート・アルバイトの違いって何?派遣の働き方や魅力を解説!

近年では働き方も多様化し、短期で働きたい学生の方や、子どもを預けている日中だけ働きたい主婦の方、副業として働きたいと考えている方など、様々な人が派遣やアルバイト・パートの働き方を検討しているでしょう。

しかし、派遣とアルバイトの違いがわからず、どちらが良いのか悩んでいる人もいるのではないでしょうか。
派遣とアルバイトは雇用主や雇用期間、メリットなどそれぞれ違いがあるため、自分自身に合った働き方を選ぶことで安心して長く働くことができます。

今回は派遣とアルバイトの違いを詳しく紹介し、派遣で働く魅力を解説します。

派遣とは

派遣とは、派遣会社(派遣元)と雇用契約を結び、その契約に基づいて、実際の業務は派遣先企業で行う働き方です。
給与の支払いや社会保険の加入手続きなどは派遣会社が担い、業務の指示は派遣先企業から受けるといった、雇用と就業が分かれているのが特徴です。

この働き方には柔軟性の高さがあり、例えば週2日だけ、期間限定で働きたいといった希望にも対応しやすく、自分のライフスタイルに合わせた働き方を実現できます。
また、未経験から始められる仕事や、専門スキルを活かせる職種も多いため、新しい仕事にチャレンジしたい、ブランクがあるけど働きたいという方にも適しています。

派遣の働き方には、大きく分けて以下の2つのタイプがあります。

登録型派遣

登録型派遣は、まず派遣会社に登録をし、仕事が決まったタイミングで派遣契約を結ぶ形式です。契約期間は数日から数ヶ月とさまざまで、単発で働きたい、空いた期間だけ働きたいといったニーズに向いています

無期雇用派遣

無期雇用派遣は、派遣会社と期間の定めがない雇用契約を結び、そのうえで派遣先企業へ就業する形式です。
派遣先の仕事が終了しても、契約は継続されるため、安定した雇用を希望する方におすすめです。派遣会社が新たな派遣先を紹介してくれるので、途切れることなく働ける安心感があります。

このように派遣の働き方は、働く期間を自分で選べる、相談できる窓口がある、働きながらスキルアップも可能といった多くのメリットがあります。

一方で、派遣とアルバイト・パートはどう違うのか、疑問に感じる方も少なくありません。雇用主や雇用形態、サポート体制など、実はさまざまな違いがあります。

ここからは、派遣とパート・アルバイトの違いについて詳しくご紹介します。どちらが自分に合った働き方なのかを見極めるヒントにしてみてください。

派遣とパート・アルバイトの違い

派遣とパート・アルバイトにはいくつか違いがありますが、大きな違いは雇用主と雇用期間の違いです。

アルバイトでは求人を自分自身で探し、条件の交渉や面接などを行う必要がありますが、派遣では人材コーディネーターからの紹介を受けることでかんたんにさまざまな仕事と出会えるでしょう。
その他にも働き方の区分としてパート・アルバイトは「パートタイム労働者」、派遣は「派遣労働者」と分けられています。

雇用主の違い

パート・アルバイトの雇用主は就業先企業であるため、直接雇用として働きます。働く場所と雇用契約を結ぶ相手が同じであり、給与の支払いや勤務条件の管理もすべて就業先が行います。

派遣の場合、雇用主は派遣会社になるため、派遣会社から紹介を受けて就業先企業で働く間接雇用になります。派遣スタッフは、派遣会社に雇用され、紹介された企業で働く「間接雇用」という形になります。給与の支払いや社会保険の手続きもすべて派遣会社が行い、実際の業務指示は派遣先企業から受けることになります。

この違いによって、派遣の場合は仕事に関する悩みを派遣先に直接相談するのではなく、まず派遣会社の担当者に相談できます。職場が合わない、勤務時間を調整したいといった場合にも、第三者である派遣会社が間に入って対応してくれるため、安心感があります。

雇用期間の違い

パートやアルバイトは、長期的な就業を前提とした「無期雇用」であることが一般的です。一定の試用期間や更新制の場合もありますが、基本的には雇用期間の上限が定められておらず、本人の希望と企業の状況が合えば、長く働き続けることができます。

これに対して、派遣は基本的に「有期雇用」です。あらかじめ就業期間が設定されていることが多く、契約満了のタイミングで就業先を離れる可能性があります。
法律では、同じ派遣先で働ける期間は最長3年までと定められており、それ以降は派遣先企業が直接雇用を検討する必要があります。

もし直接雇用を希望しない場合でも、派遣会社が新たな派遣先を紹介してくれるため、継続して安定的に働くことも可能です。
さらに、派遣会社との間に期間の定めのない契約を結ぶ「無期雇用派遣」であれば、就業先が変わっても雇用は継続されるため、より安定した働き方ができます。

仕事の探し方・就業までの流れ

パートやアルバイトの場合は、自分で求人情報を探し、気になる企業に応募し、面接を経て採用されるという流れになります。
勤務先とのやり取りはすべて個人で行う必要があるため、希望条件に合った仕事を見つけるには、複数応募や日程調整など、ある程度の手間や労力がかかります。

派遣の場合は、あらかじめ派遣会社に登録し、自分の希望条件を伝えておけば、その内容をもとに派遣会社の人材コーディネーターが条件に合った仕事を紹介してくれます。
初めての仕事探しで不安がある人や、一人での求人探しが大変だと感じる人にとって、コーディネーターのサポートがあるのは大きな安心材料になります。
また、案件によっては面接が不要で即日スタートできるケースもあり、スピード感のある就業が可能です。

労働者区分・法律上の位置づけ

パートやアルバイトは、「パートタイム労働者」として位置づけられ、正社員よりも短い勤務時間で働くことを前提とした雇用形態です。企業によっては福利厚生や待遇面に差が出ることもあります。

派遣は「派遣労働者」として、労働者派遣法のもとで定められた特別な働き方になります。派遣労働者には、派遣元企業に対する教育訓練義務や、正社員と同等の待遇を求められる「同一労働同一賃金」の適用など、法律による保護が設けられています。

このように、働く上でのルールや守られる範囲にも違いがあるため、自分にとって安心できる働き方を選ぶ際の参考になります。

サポート体制の違い

働く中で困ったことが起きたとき、相談できる相手がいるかどうかも重要なポイントです。

パートやアルバイトの場合、基本的には勤務先企業とのやり取りが中心です。勤務時間や仕事内容の調整、職場での悩みなども、自分自身で対応する必要があります。
企業によっては相談しにくい環境である場合もあり、状況によっては一人で抱え込んでしまうこともあります。

その点、派遣の場合は、派遣会社のコーディネーターが就業前から就業中、退職後まで一貫してサポートしてくれる体制が整っています。
派遣先との間に立って調整をしてくれるため、直接言いづらいと感じるようなことでも安心して相談できます。職場に馴染めるか不安がある方や、環境の変化に合わせて働き方を柔軟に変えていきたい方にとって、心強いサポートが得られるのが派遣の特徴です。

派遣を選ぶメリット

派遣とパート・アルバイトはそれぞれ選ぶメリットがありますが、大切なことは自分自身の働きたい条件に合わせて選択することです。
それに加えて、職場の人間関係や安心して相談できる環境が整っていることで、安心して長く働くことができるため、面接や登録会を通して雰囲気も確認してみることをおすすめします。

今回はそれぞれを比較した上で派遣の働き方を選ぶメリットをご紹介していきます。

給与が高い場合が多い

職種や勤務地によって給与は異なりますが、アルバイトより派遣の方が高時給であることが多いでしょう。
派遣の仕事はパート・アルバイトより専門性が高い分野で募集しているものもあり、医療分野やエンジニアなど自分の持っているスキルを活かしつつ、時間を決めて働きたい人におすすめです。

家事育児と両立して働きたい方や、派遣の中でスキルを身につけたい人はぜひ検討してみてください。

福利厚生が整っている環境

社会保険や有給などの制度だけではなく、研修や日払い制など派遣会社によって働きやすい制度が整っています。
その他にもパート・アルバイトとは異なり、自分自身に合った派遣先を紹介してもらえることから、働きはじめられるまでの日数が短くなったり、ひとつの派遣先に捉われずに希望を出せることもメリットとして挙げられるでしょう。

パットコーポレーションでも働くスタッフのライフスタイルを大切にするため、登録説明会後、条件などがマッチすればすぐにお仕事がスタートできるサポートを行っています。

派遣会社からサポートを受けられる

派遣会社では、派遣会社が紹介から勤務、退職後まで全般的なサポートをしてくれることも大きなメリットです。
自分自身に合った仕事探しから派遣先企業での悩みはもちろん、将来的なキャリアプランまで相談にのってもらえる環境であるため、自分自身の理想を考えて働くことができます。

働きはじめて職場の雰囲気が合わないと感じた場合や、ライフステージが変わって新しい働き方をしたい時も派遣会社に対応してもらえるでしょう。

勤務時間や勤務地を選べる

派遣会社では希望する派遣先の勤務地や勤務日数に合わせて、お仕事を紹介してもらえます。
学生の方で長期休みや日中といったスキマ時間に働きたいという場合や、転職活動をしている間だけお仕事を紹介して欲しいといったそれぞれの要望に合わせて短期間・長期間はお選びいただけます。

それだけではなく、未経験でも挑戦してみたい業界でスキルを磨きたい方など、新しく自分のスキルに合った職場で働ける方法でもあるでしょう。

正社員登用を目指せるお仕事もある

職種や業務内容によっては、働きながら正社員を目指せる職種もあります。
パットコーポレーションでも正社員登用制度により、クルー(派遣スタッフ)から現場のリーダーや管理職、人材コーディネーターとして幅広い仕事に挑戦したり、キャリアアップも目指せます。

実際にこれまでも多くのクルーが未経験から正社員へキャリアアップした実績があるため、希望に合わせて働き方を変えることが可能です。

パットコーポレーションで派遣の仕事をはじめよう

パットコーポレーションでは関東を中心に物流や倉庫内作業、製本作業、警備業務、イベント業務、データ入力など様々な種類のお仕事を用意しています。
はじめて派遣で働く人でも安心して長く働けるように、福利厚生だけではなく研修制度や、相談しやすい現場の環境が整っています。

求人数や現場も豊富にご用意があるため、自分に適した仕事が探しやすいことも魅力のひとつでしょう。未経験、ブランク、経験者、どなたでも働きやすいお仕事が多くあります。

パットコーポレーションの特長について、詳しくはこちらもご覧ください。

まとめ

今回は派遣とアルバイトの違いを詳しく紹介し、派遣で働く魅力を解説しました。
自分自身のスキルを活かして、ライフワークバランスも大切にしながら働きたい人には派遣の働き方がおすすめです。

パットコーポレーションでは人材コーディネーターがその人に合った職場を紹介しているため、理想の働き方や条件に合った場所で働くことができるでしょう。
派遣で働きたいと考えている人は、ぜひ一度ご相談ください。

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